新型コロナウイルスの影響が全国に広がり、私も在宅勤務になりつつある今日この頃、なんだかフリーな時間が増えているので、こういうときにブログを更新しておこうと思う。
最近子育てに忙しく、めっきり自分のための時間がなくなってしまった。何か子育てをしながら楽しめるものはないのかと考えてはいたが、読書もままならない、映画館も行けない*1、なら何か楽しいことを自分で作る必要があるということで、思いついたのが「写ルンです」。
正直、カメラにはこれっぽっちも興味はないのだが、写ルンですはポケットにさっと入れて、雑に扱うことができるし、全然かさばらない。撮影し終わったら、カメラのキタムラとかに持っていくと、現像とCD化あわせて1200円くらいでやってくれる（スマホデータ転送サービスもある）。写ルンですの値段も1200円くらいなので、そう考えるとなかなかリッチな遊びなのかもしれない。自分のやりたいことにお金を使って遊ぶことも減ったし、これくらいいいだろうということで、夫婦で一台ずつ持って、子どもの散歩のときに取り出しては思い思いに写真を撮ったりしている（ちなみに前回書いた駅前シネマの記事中の写真もほとんどが写ルンですで撮影した。）
まあやるなら一つコンセプトを決めたいということで、主にその「町」にある不思議な看板（地域に根を張った良い雰囲気を醸し出している看板）を撮影して楽しんでいる。まだ全然撮りためれていないが、数枚撮影したものをここに載せておく。
近所の公園（穴水町児童公園）
この掲示板がいい味を出している。今は「穴水」と聞いたら能登を思い浮かべるが、ここも「穴水町」だったことがあるのか（歴史については全然勉強していない）。この公園は桜の木がとても立派で、人も少なく落ち着いていて、春にはとてもきれいな景色になる。地元の人には「さくら公園」と呼ばれているらしい（穴水町児童公園 | 子供とお出かけ情報「いこーよ」）。桜をながめていたおじいさんがいてめちゃくちゃ画になっていたので、こちらも。
続いては、鶴来の方へ行ったときに見つけた町の写真。
「パリッ娘」。フォントもかっこいいし、「カッティングパーマを売る」という触れ込みがいい。技術を売っているのだという強い思いを受け取ることができる。看板を見ると、パーマの値段が500円～となっているように見えるが、光の反射で数字が隠れてしまっているだけなのだろうか…。
こちらも鶴来の方で見つけた看板。
「自然拳法」。武術とかには全く明るくないのだが、自然拳法というのはメジャーなのだろうか。この看板の色あせ具合と幸福実現党のポスターがなかなかアンバランスでとてもいい味を出していた。
自然拳法 | 主に石川県金沢市と珠洲市を中心に活動しています
石川では有名なのか？なんかついでにおもろいサイトも出てきた。
こんな感じで適当に写真を撮っては現像して楽しんでいる。その土地の空気感に根を張った看板は町と馴染んでとてもいい味を出している。写ルンですの醍醐味は、現代では失われてしまった「数の縛り」と「待つこと」がちゃんと残されているところだと思う。27枚しか撮れないという制限があるので、何発も撮るなんてことはできない。また、仕上がりは27枚撮影してからでないとわからないというワクワク感がある。そして、わざわざカメラ屋に持って行かないと見れない点も「手間」があっていい。やはり少しくらい手がかかる方が楽しいのかもしれない。最近は外出自粛ムードなので、外にも出れなくなってきたが、また溜まってきたらいい感じのをアップしようと思う。
また、個人的に一番撮影したいコンセプトは、「石川県のラブホテル」。かなりいい雰囲気のものが多いのでそのあたりも撮っていきたい。
全くカメラに興味なかったけど、親父が使わなくなったフィルムカメラをもらって、そっちも始めてみようかなと少し思っていたりする。
糞映画鑑賞もそろそろはじめなきゃなあ。
*1:こういうのもあるらしいが（抱っこdeシネマ ユナイテッド・シネマ｜シネプレックス）興味ない作品しかないんだよなあ
