今年も無事に開けて何より。
しかし、今年の年末年始はバタバタと忙しく、予定も大幅に変更してやっと乗り切ったという感じ。とりあえずは一息。
ツイッターでは、年末から「2018年映画ベスト」的なハッシュタグでいろんなツイートが流れてきて、正直見るのも嫌になるくらいどうでもいい情報ばかり。とか思いつつ、自分も2018年に見た映画の中で印象に残ったものをいくつかピックアップしておきたい。ただ、私は見た映画のタイトルとかをいちいちメモしてないので、何を見たかほとんど覚えていない。なので、何本見たのかもわからないが、本当に印象に残ったものだけ。あと、今年見たものなので、新作だろうが旧作だろうがすべて入れてます。
いつか上映会をしたい映画
『サウダーヂ』(@石引Public)
ずっと見たいと思っていた作品。本当に素晴らしいの一言に尽きる。
土方、移民、芸術、表現、田舎、ウィード…。すべてが詰め込まれ、日本の片田舎の姿を浮き彫りにした超傑作。
上映中どことなく、『クーリンチェ少年殺人事件』感を感じていたが、買ってきた雑誌『nobody』のサウダーヂ特集を読むと、監督がエドワード・ヤンのファンであることも発覚し、合点がいった。
どれだけ日本の映画がゴミのようなもので溢れかえっても、空族がいると思うと本当に救われた気持ちになる。
またちゃんとレビューを書きたい(途中で止まってる)。
『典座』も見たい。
全曹青製作/映画『典座-TENZO-』特報! - YouTube
もう二度と見たくない映画
『FLAMES OF WAR Ⅰ & Ⅱ(闘いの炎 Ⅰ & Ⅱ)』(@カナザワ映画祭「世界陰謀論大会」)
カナザワ映画祭、神戸映画資料館で鑑賞。これだけは見ておかなければということで、息巻いていたが、とんでもなかった。イスラム国プロパガンダ映画。映画だから作りものだと思う自称シネフィルたちは下のリンクから見れるから見ておけ。
上映中はあまりの衝撃映像に途中退席する人もいた。
本当は『ラッカは静かに虐殺されている』と併せてレビューしたいのだが、まだ未見のためできていない。
ただ、衝撃的な映像ばかりでショックを受けることは間違いない。世界ではこんなことが平気で起きている。渋谷で暴れてるばいいじゃないぞ平和ボケした猿どもよ。
一人でもう一度見たい映画
これはもう『斬、』(@シネモンド)で確定。
詳しいことは一つ前の記事で書いているのでそれを見てほしい。
という感じかな。
印象に残ったものはすべて「越境」がテーマにあった。
『サウダーヂ』はタイへ行きたい日本人、日本へやってきが外国人。
『FLAMES OF WAR』は国境を越え、侵略しようとするイスラム国。
『斬、』は自分の向こう側。
そのあたりが今の自分にはヒットするのかもしれない。
ちなみに、
今年見た中でのゴミ
『君の膵臓をたべたい』しかありえない。
こちらも過去に記事を書いているので、詳しくは見てほしい。
『旅猫リポート』とかいう見た目からわかるゴミ映画も見たかったけど、結局行けず。。。
ソフトが出たら借りて見るか。
2019年の目標はゆるっとZINEでも作ろうかなと。何か制作活動をしたい。あと、映画以外の記事も書いていく予定です〜。